キャラ語り 1







 とりあえず、現時点でツボな連中に関して。いずれ何か書くときの準備だと思っていただければ。書くのか。書くのか自分。書くのかよう。


ヒャクレッガー(X2)>>>

 敵には無論冷徹、任務なら仲間でも破壊する、のはオフィシャルのまま。つまり公と私を峻別する。個人的感情はシゴトには一切反映されない。
 そのかわり言い訳もしない。黙って全部背負う。その沈黙こそ非情だの何だの言われるゆえんだが、本人は仕方ないと割り切って、やっぱり何も言わない。
 それがまた取っ付きにくさになって、自然、私生活でもあまり人と話さない。周りの人間も彼自身も、お互いにやりづらい感じ。
 なまじイレギュラーハンターなんて組織に属してるもんだから、自分が周囲から浮いてるなーなんて自覚はありつつ、でもあきらめてる。というか、それでいいと思ってる節がなくもない。
 で、第0の中でさえあんまり健全な社会生活は営めてない。
 要するに、ハンターとしては優秀だが私生活では極めて不器用。
 一人称は敬語使用時には「自分」、私生活では「俺(←私生活での会話量が極端に少ないので激レア)」。


ホーネック(X3)>>>

 上の流れで。
 ヒャクレッガーの唯一の理解者。彼に「人間性(?)」を教えつつ、周囲が何だかんだ言ったときにはそれをなだめる。
 そのバランス感覚しっかりしてるあたり理想の中間管理職かもしれない。
 予想通り仕事はデキる。で、割とさばさばしてて人付き合いがいいため人望も厚い。
 ……なんか普通に「いい上司」だッ。
 一人称は「私」。


ヴァジュリーラFF(X3) >>>

 犬。アレな意味とかじゃなくてもっとシビアに犬。
 主人には絶対服従、同僚には義侠心、敵には酷薄で無感情。それが目的であり存在意義で、疑問なんぞカケラも浮かぶはずはない。
 官憲の犬、ドッペルタウンの番犬、ハンティングハウンド。ざっとそんな感じ。
 要するに、仕事の出来はいいけどそこに至るまでの判断プロセスは単純。主人であるドップラーが全幅の信頼をおける人物だからこそ、彼は余計なことを何も考える必要もなく、命令どおり動く。
 時に傲慢とも映る彼の自信は、つまりは主人への忠誠心、ひいては自分の存在意義へのゆるぎない信念の反映。
 命の保証がなされてる分、下のシュミットなんかよりはよほど恵まれてるのだが、ある日突然主人に切り捨てられたら絶対ポッキリ折れるだろうな。
 一人称は「私」。


シュミット(メガミッション1) >>>

 上の流れで。
 これも敵には酷薄だが、「主人の命令だから」って理由だけでもない。
 むしろ「主人の命令」は彼にとっては副次的な動機であり、メインの動機は「生き残りたいから」。
 主人ドップラー(X3とは別物だよね)を生みの親として尊敬はするが、信頼しているかというと実はまったくそうではない。何せちょっとでもスキや落ち度があったら実子(自分やカーチス)さえ容赦なく切り捨てるような親なので。
 カーチスを斬ったのも、そうすれば自分は生き残れるからであり、そうやって喰い合い喰い合いしていくのが、メガミのドップラー軍。
 だから、ヴァジュリーラみたいに盲目的に従うのではなく、全てを、時には主人の言葉さえ裏読みして動かなくてはいけない。
 つまり彼にとっては、日常=戦いであり、公=私であり、ヒャクレッガーみたいな「公と私の峻別」もない。
 それでも脱走しないのは他の世界を知らないせいか、リミテッドからしかエネルギーを得られない構造にでもなっているのか(あり得そうなのがまた)。
 一見ものすごいストイックだが、「生きたい」以外の欲求なんて想像もできないだけ。それが全世界。ある意味一番しんどい環境で生きてる。
 一人称は「俺」。